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2025.6.7~8 【笠取山~柳沢峠】報告 山川美恵子


笠取小屋から大菩薩嶺を望む

▼2025年6月7日(土)~8日(日)
▼天気 : 7日 晴れ  8日 曇り
▼レベル : 4 一般向強
▼リーダー : 山川美恵子
▼協力リーダー : 小川順一郎(投稿)
▼協力者 : 山川和雄
▼参加者 : 14名 (男性4名 女性10名)
▼コース : 7日 塩山駅9:30 タクシー=作場平10:40→12:10笠取小屋13:00昼食→水干13:15→笠取山頂14:00→笠取小屋15:00 (泊)
8日 笠取小屋7:00→鳥小屋ノ頭7:40⇒白沢峠9:10倉掛山10:20⇒絵図小屋山12:15(昼食)→  藤谷ノ頭13:25→柳沢峠13:50 バス15:40=塩山駅
▼全行程 : 7日4時間  8日6時間50分

● 7日 作場平ー笠取小屋ー笠取山 中央本線塩山駅からタクシーに分乗して登山口に向かいます。

作場平登山口にてリーダーから山行説明と諸注意を聞きます。

苔むした林道を進みます。セミが賑やかに鳴いて迎えてくれます。

一休坂分岐を右に登って行きます。左はヤブ沢峠に向かう道です。


一休十文字を直進します。名前の通り十字路の分岐点です。

綺麗な花が咲いています

小さな沢が現れました。なだらかな登山路をグングン登って行きます。

沢に沿って笹の道を登って行きます。沢を流れる涼風が気持ち良いです。

 
沢沿いに綺麗な花が咲いています


登って行く先に空が見えてきました。 もうすぐ稜線に上がれます。


笠取小屋に着き、手早く昼食を済ませます。


雁峠分岐は直進します。 左は雁峠から古札山へ向かいます。


分水嶺に着きました。 多摩川・荒川・富士川の頂点です。


分水嶺から目指す笠取山が見えました。 周回登山路を左回りで登って行きます。


水干(多摩川の源流・東京湾まで138Km表示)に着きました。右奥に最初の一滴がありませんでした。


牛水分岐には綺麗な花が咲いています

綺麗な花に見送られて、牛水分岐を左に登って行きます。


笠取山1950mに着きました。小さな山頂です。


周回ルートの下りは広い笹の急下降です。


滑らないように慎重に下って行きます


最後尾から協力者さんが、声をかけています。


15時笠取小屋に全員無事に戻ってきました。


小屋から100m下り、湧き水を汲んで夕飯の準備です


5リットル、2リトルのポリタン、コッヘルに湧き水を汲んで小屋へ持ち帰ります


コンロで湯を沸かして、持参したアルファ米、カレーうどん、即席五目ライスなど調理します。


スモークチキン、鴨ローストで手際よくサラダを作ってくれます。


鎌倉ハム謹製のベーコンブロックを焼いていただき、ワイワイがやがや、とても美味しく頂きました。

●8日 笠取小屋ー倉掛山ー藤沢ノ頭ー柳沢峠

6時、皆さんそれぞれでコンロで湯を沸かして、手早く朝食を作ります


7時、空は曇っていますが、足取り軽く笠取小屋を出発します。


ヤブ沢峠1690mを直進します。左に曲がると作場平に降ります。


一般ルートから右の樹林帯に分け入り、バリコースで進んでいきます。


上へ上へ急登をグイグイ登って行きます


急登を一気に上がると鳥小屋ノ頭1760mです。


鳥小屋ノ頭に綺麗な花が咲いています


落ち葉の積もったバリコースの急下降です。


200m下り斉木峠に降りて、なだらかな道になりました。


白沢峠の謎のダッジトラックとご対面。 車体には銃弾の跡が沢山あり歴史の重さを感じます。


右にヤマツツジを見ながら、なだらかに進んで行きます。


10:20、倉掛山1771mに着きました。


ヤマツツジの道を下って行きます。


小さなお手製標識の絵図小屋山1740m


ヤマツツジの道を頭を下げながら進んで行きます


萩尾1700mに着きました。東7mに四等三角点があると表記されています。


板橋峠1598mに降りてきました。  巨大なメガソーラー発電所がありました。


急登を一気に上がります


藤谷ノ頭1682mに着きました。


軽く登って行くとヤマツツジがまた増えてきました。


小さな1675mピークに上がりました。 周りにはヤマツツジが沢山咲いてます。


三窪高原を超えて進んで行きます。


三窪高原を下ると林道に降ります。 ここを右に進んで行くとゴール地点です。


やったー!!柳沢峠バス停に着きました。皆さん、達成感で輝いています。

【コースマップ】
●7日コースマップ

●8日コースマップ

【リーダーコメント】
7日:コースは東京都が所有管理している多摩川源流域である。甲州・武州の領地視察の役人が国境である山の上で、笠を取り合って挨拶を交わしたことから名が付いたという笠取山を目指す。よく整備された登山道と新緑の樹木の森、賑やかなハルゼミの鳴き声の出迎えだ。苔とクリンソウも愛らしい。小屋に不要物を預けてまずは小さな分水嶺の丘。ここに降る雨は石碑の荒川、富士川、多摩川の字面方面に分かれて流れていくのだという。進んで水干。沢の行き止まりの意味で多摩川の最初の一滴が始まるところとして知られている。ここからは道は注意も必要に変わるが先並ぶミツバツツジと終わりかけのシャクナゲが素晴らしい!笠取山から戻り小屋に着いた後は共に夕飯の用意をしノンビリと食を囲んだ。

8日:柳沢峠までは長い
短縮するためには稜線のピークを越えることになり地図では分からないしんどさがあり。ここにはずっと会いたかったものがある。乗り捨てられた2台の廃ダッジトラックである。米軍払い下げを受けて材木運搬に使用されていたらしい。一台は林道短縮の地点だったため会えず。もう一台が白沢峠にある。やっと会えたトラックは落ち葉に埋もれながら荷台から木を生やし、ドアには銃弾の跡。写真通りの現物は嬉しい。後半は防火帯に沿いながら頂点を踏み、ヤマツツジに励まされながら柳沢峠に下山。今回も茶屋のみそおでんは美味しかった。                                            笠取小屋が素泊まりのみとは気づかず予定に組んで心配しましたが、余るほどの器具を自発的に持参して頂き感謝しかありません。とっても楽しい夕飯でした、皆様どうもありがとうございました。
山川美恵子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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