2020.10.24【志木のコスモス街道】報告 保倉惠美子
2020年10月24日（土） 天候：晴れ時々曇り レベル：ウオーキング①
担当リーダー：保倉惠美子（投稿者、写真）
協力リーダー：小泉純子
サブリーダー：金子 敬
協力者：猪瀬幸子
写真提供：岩間英之
参加者：58名（男性12名 女性46名）
コース：東武東上線みずほ台駅集合10：00・歩行開始10：10→水子貝塚公園10：45→水宮神社11：10→木染橋（ここから新河岸川沿いを歩く）11：20→コスモス街道12：05→いろは親水公園12：25（昼食）13：10→いろは樋の大桝→旧村山快哉堂13：30→いろは樋のモニュメント13：50→敷島神社・田子山富士塚14：05→東武東上線志木駅14：50 解散
歩行時間：2時間45分
10：10 東武東上線志木駅
10：10 みずほ台中央公園 朝の挨拶とコースの説明
10：40 水子貝塚公園 昭和12年この地で貝塚が発見されました。その後発掘調査が繰り返し行われ、昭和44年に国指定となりました。
広い芝生の周りには縄文時代の森が復元されています。
復元竪穴住居 白いエリアは貝塚があった場所を示しています。
約6000年から5500年前の関東平野の図。ここまで海だったのがわかります。
大應寺
11：10 水宮神社
狛犬がカエルです！全ての事が良い方向に「かえる」というご利益があるそうです。
11：20 木染橋から新河岸川沿いを歩きます。江戸時代末期から明治時代にかけて隆盛だった舟運は東上線の開通により昭和6年に終了となりました。
1638年川越大火で仙波東照宮などが焼け、再建のために江戸から資材を運んだのが舟運の始まりです。翌年川越藩主松平信綱が新河岸川を整備しました。
水鳥たちも気持ちよさそうです。
11：50 袋橋
12：05 コスモス街道
曇り空がコスモス鑑賞のときは晴天になりました。青空にコスモスが優しく揺れ咲きます。
いろは樋の跡
宗岡村に野火止用水を通すために1662年長さ260m、高さ4.5mの木製で造られた筧は明治になり、鉄管になり、川底に埋設されました。写真はその時の鉄管です。
江戸時代に造られた筧は48枚の板を使用したので、いろは文字に当てはめて「いろは樋」を呼ばれていました。
12：25～13：10 いろは親水公園 ようやく昼食です。十月桜がきれいに咲いていました。
いろは親水公園から富士下橋を渡り、対岸へ。
引又観音堂 案内版には昔、新河岸川で水害にあった方の霊を供養するためと書かれていました。
引又河岸場跡 新河岸川は37箇所の河岸があり、引又河岸は大変栄えていました。
いろは樋の大桝（市指定文化財） 木製だった大桝も明治にはレンガになりました。
13：30 旧村山快哉堂（市指定文化財） 明治10年に建てられた土蔵造りの薬屋です。
13：50 いろは樋のモニュメント
いろは樋を復元してあります。水流の高低差だけを利用して、対岸に用水を送るとは凄い工夫です。
ジオラマがあります。
引又宿の説明する金子サブリーダー。現在の市場通りの真ん中に野火止用水が昭和40まで流れていました。現在は暗渠れています。
旧西川家潜り門 武州一揆の刀の傷跡があります。
市場通りの中央を流れていた野火止用水の東側は市を立てるための場所だったようです。
朝日屋原薬局（国登録有形文化財） 明治20年代に創業された薬局。
14：05 敷島神社・田子山富士塚 入山日は「大安」「友引」の日で、この日は「仏滅」で富士登山はできませんでした。かなり整備されている富士塚です。
14：30 上の水車跡 引又宿（市場通り）の中央を流れる野火止用水には3台の水車がありました。
今日であったカッパ像
志木市は荒川、新河岸川、柳瀬川と3つの川が流れているせいかカッパ伝説が伝わっています。市内には24体のカッパ像があります。
14：50 東武東上線志木駅 解散
◆おまけ◆ 志木駅前にあるカッパ像 カッパはどこにいるかわかりますか？
リーダーコメント
参加者の皆様お疲れさまでした。週末の雨が続いていましたが、久しぶりに雨の心配をしなくてもよい山行でした。集合の時、大勢の参加者にびっくり！ 2班に分け、2班の先頭に参加してくださった小泉リーダーにお願いしました。心地よい秋の風に吹かれながらのコスモス鑑賞と市内の史跡めぐりを皆様と一緒に楽しくでき、充実した一日を過ごせたことに感謝いたします。ありがとうございました。
保倉惠美子