投稿

2026.8.4~8.7【黒部五郎岳~鷲羽岳~水晶岳】報告 木村博子



黒部五郎小舎から三俣山荘に向かう路にて。鷲羽岳、ワリモ岳、さらにその先には、双耳峰の水晶岳が聳えているのが観えてきました。
4日間とも、素晴らしいお天気に恵まれ稜線からの大パノラマを、充分楽しむことができた山行となりました。

▼日時 : 2026年8月4日(火)~7日(金)
▼ 天  気  : 4日 晴れ後曇り 5日 快晴  6日 快晴 7日 晴れ
▼ レベル: 6 健脚向

担当 リーダー  : 木村博子(投稿)
▼協力者 : 横井利香、寺岡理香子、
近藤小百合
▼参加者 : 10名(男性1名、女性9名)
▼行動時間 : 4日: 約5時間(休憩時間含)  5日: 約9時間55分(休憩時間含) 6日: 約9時間24分(休憩時間含)  7日: 約12時間50分(休憩時間含)
▼累積標高差 :  登り : 3,364m  下り : 3,443m 距離 39.4 ㎞
コース
4日:富山駅 タクシー=折立 10:40 → 五光岩ベンチ14:40 → 太郎平小屋 15:40 (泊) 
5日 :太郎平小屋 5:01 → 北ノ俣岳 7:45 → 黒部五郎の肩 11:50 → 黒部五郎岳 12:05 → 黒部五郎小舎 14:56 (泊)
6日: 黒部五郎小舎 4:56 → 三俣山荘 7:54~8:34 → 鷲羽岳 10:10 → ワリモ岳 11:00 →水晶小屋 12:26~12:34 → 水晶岳13:30 → 水晶小屋14:20 (泊)
7日: 水晶小屋 4:30 → 真砂岳分岐 7:30 → 野口五郎岳 8:30 → 烏帽子小屋 12:30~12:54 → 高瀬ダム17:20  タクシー = 信濃大町駅 18:10 解散


折立に到着。3泊4日の山旅の始まりです。


キンコウカのお花畑。黄色く小さな星型の花がたくさん集まって咲いていました。金色に輝いて見えることから金光花と名付けられました。


太郎坂を登り、五光岩を経て、太郎平小屋に到着。明日からの山行に期待が膨らみます。


太郎平小屋での夕食。ハンバーグ、サラダ、高野豆腐の煮物など。栄養バランスの良い食事に感謝です。


山行2日目の朝。太郎平小屋から、北ノ俣岳、さらに、黒部五郎岳に向けて出発です。


太郎平から北ノ俣岳に向かう路。歩きやすい木道が続きます。振り返ると、赤い屋根の太郎平小屋が観えました。


木道の両側は見事なお花畑でした。


チングルマの花と綿毛。厳しい環境の中で白く小さく、しとやかに咲くその健気な姿から花言葉は「可憐」。


ハクサンイチゲ(白山一花)。白山で最初に発見されたことが名前の由来です。
その華やかで可憐な姿から花言葉は「幸せを招く花」。


早朝なので、太陽の高度が低く、脚の長い影ができていました。思わず、みんなで、ポーズを取り、シャッターを押してもらいました。


北ノ俣岳に到着。雲一つない青空が広がっていて、幸せいっぱいです。


ケルンの隙間を覗いてみると ・・・ 槍ヶ岳が聳えていました!!


黒部五郎の肩に到着。2年前の山行時に、激しい風雨に耐えてここに到着、安堵した時の記憶が、鮮やかに、蘇ってきました。今回はお天気に恵まれて本当にありがたいです。


黒部五郎岳に到着。五郎岳の名前の通り、岩がゴロゴロしていました。


黒部五郎岳山頂から黒部五郎小舎に向かう路。巨岩が点在するカール内部を歩きました。ここも、たくさんの高山植物のお花畑になっていました。


黒部五郎小舎での夕食。衣がサクサクのトンカツ、ポテトサラダ、ニンジンの胡麻和え、サーモンのマリネ、お麩入りのお味噌汁、お蕎麦、オレンジなど・・・全て美味しく、大満足でした。明日も元気に歩けそう!!と思いました。


3日目の朝。三俣山荘を経て鷲羽岳、水晶岳に向かいます。


チングルマの群生。ピンク色の綿毛についた朝露が、太陽の光を受けてキラキラ輝いていました。とても可愛らしく幸せな気持ちで歩くことができました。


ミヤマダイコンソウ。黄色い花弁はハート型をしていて、葉はギザギザした円形をしているのが特徴です。


ヨツバシオガマ。花をよく見ると、鳥(ツル)のくちばしのような独特な形をしていてます。ピンク色や薄紫色の可愛らしい花に癒されました。


コバイケイソウ。シュロソウ科の多年草。白くて綺麗な花ですが、全草に強力な有毒アルカロイドを含んでいるので注意が必要です。


雪渓をトラバースしていきます。


踏み跡がしっかりしているので、問題なく歩けました。


三俣山荘で休憩した後、鷲羽岳に向かいます。鷲が羽を広げたような山容から名付けられたといわれる通り、その雄大な姿に魅了されます。


振り返ると、眼下には、赤い屋根の三俣山荘が見え、向かって右からカール状の黒部五郎岳、三俣蓮華岳、双六岳が聳えているのがはっきり観えました。


深く透き通った美しい青色をした鷲羽池が観えてきました。約12万年前の火口跡にできた火口湖です。湖を観るのが大好きなので、幸せいっぱいでした!!


鷲羽岳山頂。前回来た時には、ガスガスで何も観えなかったのですが、今回は、大パノラマを堪能することができ、感無量でした。


鷲羽岳頂上からの下り。かなり急斜面なので、慎重に降りていきます。これから向かうワリモ岳への路はヤセ尾根なので、気を引き締めて向かいます。その先には、水晶岳、そして水晶小屋も小さく観えてきました。


急な岩場を慎重に降りていきます。


ワリモ岳頂上を右に見て進んでいきます。


ワリモ岳を無事通過後、下った後、水晶小屋まで登っていきます。「水晶小屋までのぼり10分」の立札に励まされ登りました。


水晶小屋に荷物を預け、水晶岳に向かいました。水晶岳直下は、岩場の連続で慎重に歩き、頂上もとても狭かったので、すぐに下山を開始しました。雲行きが心配でしたが、雨に遭わずラッキーでした。


水晶岳直下。水晶岳を登り終え、安堵感が広がります。


雄大な景色を観ながらも、ゆっくり、慎重に降りていきます。


トウヤクリンドウ。根が胃薬として用いられていたことに由来して、当薬竜胆と名付けられています。


水晶小屋の夕食は、「南インドカレー」。具だくさんで、とても美味しかったです。さらに、夜喫茶もあり、アイスクリームを注文できました!!


最終日の朝。前日の夜遅くの雨が嘘のように晴れわたっていました。満天の星とお月様も観ることができました。


水晶小屋を出発して、高瀬ダムを目指します。


ライチョウにも出逢えました。絶滅が危惧されていて、「神の鳥」として大切にされています。


最終日もお天気に恵まれ、笠ヶ岳や槍ヶ岳、穂高連邦、焼岳そして、前日登頂した鷲羽岳やワリモ岳もはっきりと観ることができました。


最後に、野口五郎岳の頂上に立つことができました。


青い屋根の野口五郎小屋。


烏帽子小屋までの路には、コマクサもたくさん咲いていました。「高山植物の女王」と称されるコマクサ。漢字では、駒草。駒とは馬のことで、花が細く馬のようだ、ということで名付けられました。寒さ、強風、乾燥など環境の厳しい高山帯の中でも、特に厳しい稜線の砂礫地に生育する、まさに孤高の花です。


烏帽子小屋に着きました。この後、ブナ立尾根を下り、高瀬ダムまで歩きました。


北アルプス裏銀座登山口(ブナ立尾根登山口)に到着。


トンネルを抜けて、高瀬ダムに到着。タクシーで信濃大町駅に向かい、解散しました。

ルート図

リーダーコメント
北アルプスの個性あふれる名峰を訪れるために、山行を計画しました。
日程が長いので、天候が一番心配でしたが、幸運にも、4日間全て、素晴らしいお天気の元、歩くことができ、全てのことに感謝する気持ちで満たされました。
2日目から、薬師岳、槍ヶ岳、穂高連邦、笠ヶ岳などを観ながら歩くことができ、さらに、地図を見ながら、黒部五郎岳、鷲羽岳、ワリモ岳、水晶岳、赤牛岳、最終日には、野口五郎岳、立山連峰、焼岳、遠くに、乗鞍岳、そして、さらに遠くに目を向けると、富士山も観ることができ、まさに稜線からの大パノラマを充分、楽しむことができました。
また、キンコウカ、チングルマ、ヨツバシオガマ、コバイケイソウ、ウサギギク、ミヤマダイコンソウなど、多くの高山植物のお花畑を観ながら歩き、最後には、高山植物の女王、コマクサにも出逢えて楽しい山行となりました。
今回の山行でも、協力者の方々、そして参加者の皆さんが快く協力してくださったおかげで、山行を終えることができました。心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。木村博子

 

 

 

 

 

これまでのコメント

  1. 山村伸明 :

    木村L スタッフの方 参加のみなさま方ハ−ドスケジュールで大変お疲れさまでした。写真を拝見、天候は安定していたようですね。背を引くして華麗に咲く花、ほたか

  2. 山村伸明 :

    上記、送信誤りでした、申し訳ございません。削除をお願いします。

この記事にコメントする


東ハイホームページを登録(無料)

メールアドレスを記入して登録すれば、更新をメールで受信できます。

711人の購読者に加わりましょう

カレンダー

2026年8月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

アーカイブ

Powered by WordPress, WP Theme designed by WSC Project. ログイン