東京ハイキング協会

「御殿峠」御殿峠は、江戸時代、相模大山詣の大山道として利用されました。新編武蔵風土記稿の多摩片倉村の項に「村内に相州へ通じる一条の往来あり、南の方上相原村より北の方杉山峠を越えて相州橋本村に達す・・・」とあり、もとは「杉山峠」と言っていたが、京の都からやってきた大納言の御殿や、相原氏の館があったことからいつしか「御殿峠」と言われるようになったという説があります…とあります。
屋根の上には観音様が！何名か鐘楼を鳴らしました・・ 峠を少し降りた所に六地蔵尊があります

▼天気：晴　　　　　　▼レベル： ［２］一般向弱
▼担当Ｌ： 佐々木　保
▼協力者：池田典子
▼参加者：31名(男：5名、女：26名)
▼歩程4時間45分(休憩、昼食時間含む)
相原駅10:00→御殿峠11:00→鑓水峠11:45→白山神社13:15→長沼公園野猿峠口14:00→長沼公園(長沼口)14:30→長沼公園駅14:45
・相原駅を出発。相原駅前団地の中を北方に坂を上がっていくと武蔵野の面影の残る地点に

この小路をさらに行くと アンテナ類の施設前の小道を北に分け入る。道は狭小になる。

かつての集落の名残か塀などが残っている
　　
道は変わって16号に出ると八王子 日本閣

16号を進むと「御殿峠」が見えてきた(正面交差点の角地)

「山野美容芸術短期大学」を左に見ながら坂を上る。この坂道も昔日のままか？
　
御殿峠　日本百峠の一つとあります。

古道？のままにしても藪放題。しっかり下を見ないと足を取られる

16号線を跨ぐ「道了山跨道橋」を渡る

大塚山で昼食後「絹の道」分岐に集合。安政6年横浜が開港されると安価で良質な生糸は重要な輸出品となる。八王子に集められた山梨等からの生糸はこの道を通って横浜へ運ばれたとあります。

途中の学校の紅葉

白山神社表参道入口
　
白山神社

白山神社の裏側？の広場の中央には「お堂」がありました。

長沼公園野猿峠口

少し進んでトイレのある広場「中尾根」口から下る

長沼公園入口に鎮座する「六社宮」に無事の山行に感謝して締めくくった

本日の軌跡：距離 10.9ｋｍ　時間：4時間45分(休憩、昼食時間含む)

リーダーコメント
今日は朝から陽が柔らかく暖かい。横浜線相原駅集合。駅前の新興住宅？の坂道を上って行く。傾斜は急で開発前はこんもりとした小山であった感がします。住宅も過ぎて武蔵野のこんもりとした林に入る。16号線に出て「御殿峠」、小山を割って通した ？ 16号線を跨ぐ陸橋を渡って「大塚山」へ。
白山神社を経て長沼公園。予定時間を大きくオーバーしたため長沼駅へ下山する。
今回も古の遺構を何か所か見ることができました。
協力者、参加の皆様のおかげで無事に終了できました。お疲れ様でした。
佐々木 保