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2025.10.11~10.13【越後駒ヶ岳・平ヶ岳】報告 木村博子



中ノ岐林道登山口から玉子石分岐に向かう路は急登の連続でしたが、朱や黄の葉を纏った樹々を観ながら歩くことができ自然の素晴らしさを味わうことができました。振り返ると、中ノ岳、越後駒ヶ岳、荒沢岳などの山並がはっきりと観えました。

▼日時 : 2025年10月11日(土)~13日(祝)
▼ 天  気  : 11日 曇り 12日 曇りのち晴れ 13日 小雨
▼ レベル: 6 健脚向

担当 リーダー  : 木村博子(投稿)
▼共同 リーダー  : 下倉章治
▼サブ リーダー  : 宮永基久
▼協力者  : 横井利香・寺岡理香子
▼参加者 : 12名(男性3名
、女性9名)
▼行動時間 : 11日: 約1時間30分(休憩時間含)  12日: 約7時間20分(休憩時間含)
13日: 約10時間10分(休憩時間含)
▼累積標高差 : 12日: 登り 983m  下り 996m   13日: 登り 1,226m  下り 1,248m
▼距離 : 12日: 8.3km   13日: 14.5km   
コース : 11日 JR小出駅 12:10 タクシー=奥只見ダム13:10=奥只見電力館→奥只見湖遊覧船乗り場15:00=銀山平15:40 宿の車=湖山荘(泊)
12日 湖山荘 宿の車3:45=中ノ岐林道登山口5:11→玉子石7:49→平ヶ岳8:45→池ノ岳9:50→中ノ岐林道登山口 宿の車12:30=湖山荘14:00(泊)
13日 湖山荘 宿の車4:00=枝折峠登山口4:30→道行山6:20→小倉山7:10→百草の池8:10→前駒8:45→駒の小屋6:20→越後駒ヶ岳9:40→駒の小屋10:05→道行山13:00→枝折峠登山口14:40 宿の車=湖山荘15:00=JR浦佐駅解散


奥只見駐車場からダム広場まで、緑色の可愛いスロープカーに乗って片道4分で移動できました。


奥只見電力館に到着。


奥只見ダム・水力発電の仕組みを学べました。


霧を纏った山並は、水墨画のようで素敵でした。


これから乗船する奥只見湖遊覧船が観えました。霧の奥只見湖です。


奥只見湖遊覧船のデッキにて、遠くの山並を楽しみました。


湖山荘に到着。


荒沢岳の清水です。


越後三山只見国定公園「銀山平森林公園」内にある白銀の湯。露天場呂からの景色は格別で越後駒ヶ岳や中ノ岳を間近に眺められます。3日間とも贅沢なひと時を満喫できました。


温泉を満喫した後、湖山荘にて夕食。


次々に運ばれてくるお料理に感激でした。


食前酒、美雪鱒のおさしみ、もち豚のホイル蒸し、岩魚の塩焼きなどなど、どれも最高に美味しかったです。


山菜の天ぷら


2時間かけて炭火で焼く岩魚の塩焼き


炭火でマシュマロ。外側はパリッ、中はしっとりしていて、たまらない美味しさです。


夜明け前の3時45分に湖山荘を出発。中ノ岐林道を1時間半かけて、車で送ってくださいました。
中ノ岐林道登山口から平ヶ岳登山開始です。


クロベの大木地点  まだまだ(笑)まだ急登は終わらぬ  愚痴の前に足を動かせ
との励ましの言葉が書いてあります。背後の紅葉にウットリです。


紅葉のトンネルの中を歩いていきます。


木々の紅葉を充分楽しみました。


頑張ってますね  おしりをあげて足うごかせ  と書いてあります。 頑張るしかないですね。


玉子石に向かって歩いていきます。


やっと、玉子石に出逢えました。自然が生み出した奇岩です。


平ヶ岳山頂に向かいます。


素晴らしい草紅葉が広がっていました。


平ヶ岳山頂 最高点 2141m で集合写真。


平ヶ岳山頂の北東 約0.2 ㎞ にある三角点で集合写真。


姫ノ池。


池ノ岳。背後には、平ヶ岳が広がっています。


この奥に ヒカリゴケ  123歩で岩の洞窟内に神秘的な光りが輝いています


神秘的に光る ヒカリゴケ がありました。


日の出前、ヘッドランプの灯りを頼りにして渡った橋にたどり着きました。ゴールは間近です。


中ノ岐林道登山口では、銀山平温泉の宿の方々がなめこ汁を作って待ってくださっていました。


私達が登山をしている間に、登山口近くに自然に生育しているなめこをとってきて、調理してくださっていました。それですので、鮮度抜群です。


とっても美味しくて、元気が出ました。


中ノ岐林道登山口で集合写真。秋晴れの空のもと歩けて最高でした。


2日目の夕食も次々と運んでくださるお料理に感激です。美雪鱒のカルパッチョふきのとうソースがけ、銀山平の木の芽、ぜんまい煮などの郷土煮物


ナスの田楽味噌 程よい甘さでとても美味しかったです。


岩魚の唐揚げ。


3日目は、4時に湖山荘を出発して越後駒ヶ岳に向かいました。


百草ノ池。頂上が近づいてきました。


越後駒ヶ岳でも、紅葉を楽しむことができました。


もう少しで前駒です。


急な岩場を登っていきます。雨で濡れているので、慎重に登っていきました。


駒ノ小屋にたどり着きました。


小雨の降る中、越後駒ヶ岳に到着。


猿田彦大神像。猿田彦大神は、「道開きの神様」として祀られています。


猿田彦大神像の頭には、穴が開いていました。雷が落ちて穴が開いてしまったそうです。


岩場を慎重に下っていきます。


一日中、小雨の降る中、無事に越後駒ヶ岳登山を終えることができました。

12日の平ヶ岳登山のルート

13日の越後駒ヶ岳登山のルート

リーダーコメント
いつものことながら、天候を心配しながらの出発でした。
11日は、奥只見ダムを見学した後、奥只見湖遊覧船に乗り、湖上からの景色を楽しみました。霧の奥只見湖も風情があり、絵画を観るようで素敵でした。
平ヶ岳は雨に弱く、越後駒ヶ岳は雨に強いとのことで、湖山荘さんのお勧めにより、12日に平ヶ岳、13日に越後駒ヶ岳と予定を変更して実施しました。
12日、平ヶ岳の中ノ岐林道登山口までは、湖山荘さんから車で1時間半もかかるので、3時45分に湖山荘さんを出発。翌日の天気が心配されるので、この日は延べ100人ぐらいの登山客が平ヶ岳に向かうとのことで、登山道の渋滞を気にしながらの登山開始でした。また、午後から水があふれてきて中ノ岐林道を通れなくなると宿に戻れなくなるので、中ノ岐林道登山口に12時半に集合、時間厳守とのことでそのことも気になりながら時間配分を頭に入れながらの出発でした。紅葉も進んでいて、様々に色付いた葉を楽しみながら歩くことができ、また、予想よりもお天気が良く、秋の澄んだ青空のもと、遠くの山並もはっきり観ることができ、玉子石、平ヶ岳から池ノ岳、姫ノ池、そして、ヒカリゴケなど楽しめました。
13日は、小雨でしたが、雨に強い越後駒ヶ岳ですので、山行を実施しました。枝折峠から登山を開始し、明神峠、道行山、小倉山、前駒、駒ノ小屋、越後駒ヶ岳と歩を進めました。前駒から駒ノ小屋までの路は急な岩場があり、小雨の降る中の通過が心配でしたが、慎重にゆっくり進むことにより無事に通過することができました。越後駒ヶ岳でも素晴らしい紅葉を目にすることができ、一足先に晩秋を愉しむことができました。
3日間お世話になった湖山荘さんでは、一品一品丁寧に調理され心のこもったお料理をいただくことができ、お部屋も広く清潔感に溢れていて、自然の光景に溶け込む露天風呂も素敵でした。また、3日間とも、白銀の湯で温泉を楽しむことができました。幾棟ものログハウスが建っている銀山平温泉の景観は本当に素晴らしく、目に焼き付いています。
今回も、共同リーダー、サブリーダー、協力者の方々、参加者の皆さんの御協力により、病気や怪我をする方もなく無事に山行を終えることができましたことに心より感謝しております。ありがとうございました。      木村博子

 

 

 

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