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2025.8.3~8.5【木曽駒ケ岳~宝剣岳~空木岳】報告 木村博子



東川岳の頂上から観た空木岳。雄大で美しい山容に魅了されました。池山登山道の池山小屋付近に「ウツギ」が自生し卯の花が咲き乱れることから「空木岳」と名付けられたと言われています。

▼日時 : 2025年8月3日(日)~5日(火)
▼ 天  気  : 3日曇り  4日 曇りのち晴れ 5日 雨のち曇り
▼ レベル: 5 やや健脚向

担当 リーダー  : 木村博子(投稿)
▼共同 リーダー  : 下倉章治
▼協力者  : 寺岡理香子・石橋庸子
▼参加者 : 14名(男性2名
、女性12名)
▼行動時間 : 3日: 約2時間40分(休憩時間含)  4日: 約9時間30分(休憩時間含) 5日: 約8時間50分(休憩時間含)
▼累積標高差 : 登り:1,585m  下り:3,369m
コース : 3日 バスタ新宿 6:45 高速バス= 駒ヶ根バスターミナル10:15 → JR駒ヶ根駅 10:30 路線バス= しらび平 11:15 ロープウェイ= 千畳敷駅11:50 → 乗越浄土12:45 → 中岳13:15 → 木曽駒ヶ岳13:40 → 天狗荘14: 30(泊)
4日 宝剣山荘5:10 → 宝剣岳5:30 → 極楽平6:40 → 濁沢大峰8:15 → 檜尾岳10:05 → 熊沢岳12:20 → 東川岳14:00 → 木曽殿山荘14:40(泊)
5日 木曽殿山荘5:20 → 空木岳 7:30 → 駒石8:30 → ヨナ沢ノ頭9:45 → マセナギ11:20 → タカウチ場12:30 → 菅ノ台バスセンター14:10

   
千畳敷駅にて。              八丁坂を乗越浄土まで登っていきます。

   
アキノキリンソウ            登山道の周囲はお花畑でした。


ロープウェイ乗り場が見えます。


木曽駒ヶ岳山頂にて、集合写真。雨が降り出す前に登頂できて、良かったです。

   
宝剣山荘にて、歓談。


宝剣山荘にて夕食。明日のからの山行のために、しっかり、美味しくいただきました。


出発前に日の出を観ることができました。


宝剣山荘前にて。宝剣岳~檜尾岳を経て木曾殿山荘まで、長い縦走の始まりです。

   
鎖場の多い宝剣岳。

   
皆さん、慎重に歩いていきます。

  


三ノ沢分岐。宝剣岳を無事に越えられて一安心です。


極楽平。

   
極楽平から島田娘までの路。歩きやすい路でした。

   
ミヤマキンポウゲ           ハクサンフウロ


花崗岩の白い岩肌とハイマツの緑のコントラストが素敵な路です。越えてきた宝剣岳が観えます。


濁沢大峰に到着。

   

   
檜尾岳に到着。10分位のところにある可愛らしい檜尾小屋が観えました。


北西の方向に、独立峰の御嶽山がはっきりと、観えました。

   
セイヨウウスユキソウ(エーデルワイス)   タカネツメクサ


熊沢岳に向かう路には、岩場が何箇所かありました。赤い矢印、そして、登りやすい場所を探しながら慎重に歩いていきました。


ホタルブクロ 花言葉は「愛らしさ」「正義」「忠実」


塩見岳と北荒川岳(10日ぐらい前に歩いた道のりが観えて、感無量でした)、そして富士山。


雲海の上に聳える富士山と西農鳥岳。


向かって右から、間ノ岳、北岳、仙丈ヶ岳、アサヨ峰、甲斐駒ヶ岳、鋸岳がはっきりと、観えました。


8人のツアーの団体が、同じコースを歩いていました。危険な箇所には、しっかりした鎖と足場があり、とても助かりました。設置してくださった方々に感謝です。

   
熊沢岳に到着。今日のゴールも近づいてきてホッとしました。


遂に東川岳に到着です。今日の宿の木曽殿山荘は、ここから20分位下った木曽殿越にあります。


木曽殿山荘に到着。ここまでは、天気が大きく崩れることもなく、助かりました。

   
木曽殿山荘での夕食。縦走も残り1日となりました。


縦走最終日。朝から強風と雨。空木岳まで辛い登りになりました。そして、やっと、第一ピークに到着。


空木岳直下の厳しい岩場を越えて頂上に到着。


厳しい天候の元、皆さん、無事に到着。すぐに下山を開始しました。


駒峰ヒュッテで少し休憩して、元気を取り戻し、駒石まで降りてきました。その後の長い下山路も、皆さんの頑張りのお蔭で、無事に菅の台バスセンターまで歩き通すことができました。

今回ルート

リーダーコメント
1日目のしらび平から千畳敷までのロープウェイが混雑して、木曽駒ヶ岳に向かうことを諦めなくてはならないのではないかと、計画段階の時からとても心配しましたが、スムーズに移動できラッキーでした。そのため、雨が降る前に木曽駒ヶ岳に登頂することができました。
2日目は、宝剣岳から木曽殿山荘までのアップダウンも大きく、岩場も多い路を歩かなければいけないので緊張しましたが、幸い天候が安定していて北西の方向の御嶽山、南東の方向の富士山と南アルプスの山並に癒されながら歩くことできました。
最終日は、朝から強風と雨。無事、空木岳に登り下山できるのか不安でしたが、幸いにも同じコースを歩くツアーの方々がいたので心強く感じました。低体温症を心配しましたが、皆さんしっかりとした雨具を着用してくださり、また、雨が小降りになったところで着替えもしてくださったお蔭で、大事には至りませんでした。皆さんの体力と脚力、さらに精神力のお蔭で、空木岳にも登頂でき無事に下山できました。
木曽駒ヶ岳~宝剣岳~空木岳という長い縦走登山を無事終えることができたのも、共同リーダー、そして、協力者を快く引き受けてくださったお二人のメンバー、参加者の皆さんの御協力のお蔭と心から感謝しています。ありがとうございました。  木村博子

 

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