東京ハイキング協会

1日目、「西御殿岩」から「唐松尾山・西御殿岩分岐」へ下山開始！

▼2025年 6月21日（土）～22日(日)
▼ 天  気    ： 晴れ　▼レベル： ５⃣ やや健脚向
▼リーダー： 樋口光雄 (投稿)
▼協力  Ｌ  ： 佐野満喜子
▼参加者  ： 16名（女性 15名・男性 1 名）
▼歩　程  ＜21日(土)＞　6時間40分（休憩含む）　 距離： 9.1Km （登り累計 973m　下り累計 499m)
–               ＜22日(日)＞  11時間00分（休憩含む）　 距離：17.5.1Km （登り累計 737m　下り累計,947m)
▼コース ＜21日(土)＞  塩山駅タクシー9:20 ＝ 三ノ瀬登山口 10:20 – 10:45 牛王院下 -（昼食）- 12:55 牛王院平 – 13:00 山ノ神土 – 13:35 西御殿岩分岐 – 14:10 唐松尾山 – 15:33 西御殿岩 – 15:56 西御殿分岐 – 16:30 山ノ神土 – 16:50 将監峠 -17:00 将監小屋（1泊）
–               ＜22日(日)＞ 将監小屋 5:30 – 5:40 将監峠 – 6:00 山ノ神土 – 7:35 西仙波 – 7:54 東仙波 – 9:27 川又分岐 – 9:42 二瀬分岐 – 10:00 和名倉山 – 10:20 二瀬分岐 – 10:45 北ノタル -(昼食)- 12:55 造林小屋跡 – 14:15 反射板 – 16:10 埼玉大学山寮 – 16:20 二瀬ダム – 16:30 秩父湖バス停＝西武秩父駅

＜1日目（6月21日）＞

塩山駅からタクシーで1時間。「三ノ瀬登山口」からスタｰﾄ。(写真は島村さん提供)

大分登って来ました。

「山の神土（ヤマノカンド）」唐松尾山と和名倉山の分岐。今日は左へ進みます。

出野さんが後ろから撮ってくれました。

「唐松尾山」へ着きました。2,093m！

三角点を囲んで、一休み。

「唐松尾山」山頂で！

予定になかった眺望が抜群の「西御殿岩」を尾根伝いで目指します。

「西御殿岩」

「西御殿岩」山頂で集合写真！

下に「将監小屋」が見えてきました。

「将監小屋」へ到着！17：00

＜2日目（6月22日）＞

2日目のスタート！5:30

ここが「和名倉山」への分岐。今日は右に行きます。

笹やぶの歩きにくい登山道と時々、大木の倒木に阻まれて時間を費やします。

笹やぶを抜けると標高も高くなり展望が開けてきました。

雄大な「富士山」に見惚れています。

縦長の写真は岡本さん提供。

「東仙波」に到着。予定より遅れています。

写真は岡本さん提供。

二ノ瀬分岐「和名倉山」への分岐です。

ここに荷物をおいて、「和名倉山」まで片道20分のピストン。

なだらかな斜面です。登りらしい登りはほとんどありません。（岡本さん提供）

林の中にある「和名倉山」山頂らしいピークはありません。

ずっと、倒木に悩まされた山行でした。

「反射板」と書いてありますが、建造物はなにもありません。
（造林小屋跡も同様に何もなかったので山アプリから目をそらしたら道を間違えてしまいました。(^^;））

下に秩父湖が見えてきました。

秩父湖にかかる「大洞川吊り橋」。ここを渡って「埼玉大山寮」に出て、秩父湖バス停まで歩きます。
11時間の長旅でした。お疲れ様でした。

【コース図】

【リーダーコメント】
今回の山行は色々とアクシデントの重なった山行でした。
1日目は２名の参加者が集合時間に遅れて、1時間後の電車で塩山駅に着きました。佐野リーダーともう一名の参加者に駅で待ってもらい、タクシーを一台遅らせました。佐野リーダーが風邪気味で体調が悪かったこともあり、この４名は「唐松尾山」への山行は断念し、「将監小屋」へ向かいました。
先発隊は「唐松尾山」へ登った後、尾根伝いにバリエーションコースを辿って、「西御殿岩」に向かい、「西御殿岩」山頂からの３６０度の眺望を堪能しました。ただ、暑さで汗をたくさんかいたせいか？久しぶりの泊り山行で荷物が重かったからか？自分も人生２度目の足攣りにあいました。足を後ろに蹴り上げた時などに何回かふくらはぎや太ももの裏が攣りましたが、サポーターを使うほどではなく、エアーサロンパスを吹き付けるだけで歩けるようになりました。（エアーサロンパスの効果を実感しました。）
２日目も佐野リーダーの咳が止まらず、将監小屋の小屋番の下山に合わせて、一緒に下山しました。
本隊は５時半に将監小屋を出発し、和名倉山から秩父湖を目指しましたが、「山ノ神土」の分岐の先は深い笹ヤブと台風による巨木の倒木がいたるところにあり、また、登山道も整備されていなくて、かなり時間を取られました。
今回は山アプリ（ヤマレコ）と赤いテープを頼りに進みましたが、踏み跡が不明瞭な箇所がいくつもあり、ちいさな道迷いが何度かありました。
和名倉山へのピストンの道はアップダウンなく、比較的平坦な道で深い森の中に「和名倉山」の看板があるだけでした。昼食は森の中で食べましたが、その後の見通しの良い造林小屋跡付近で大きくコースを外れて、登り返した場面もありました。そこから「反射板」までは平坦な道を進みましたが、「反射板」から先はまた、急なくだり坂を一気に秩父湖まで降りるコースです。
下山地点の秩父湖が下に見える地点で歩けなくなった参加者が出て、本隊は最終バスの時間も迫っていたので、そのまま下山してもらい、自分が歩けなくなった参加者と休みながらゆっくりと降りました。
難しいロングコースを最後まで歩き通してくれた参加者に感謝します。ありがとうございました。
樋口光雄