2024.11.23【横浜水道みち】報告 中嶋要一
前方のタワーは、ゴールの麻溝公園内グリーンタワー(展望塔)です。
<2024年11月23日(土) 天気:晴れ レベル[1]初心者向
◇担 当 L :中嶋要一
◇参 加 L :松木千恵子
◇協 力 者 :鈴木榮男(投稿)
◇参 加 者 :15名(女性:9名、男性:6名)
◇所要時間 :4時間15分(食事、休憩等含む)
◇歩行距離 :約9.3km
<コース>
東急線田園都市線つきみ野駅10:08→東林ふれあいセンター(トイレ休憩)→林間第4公園(昼食)11:42→12:42米軍住宅正門→13:55麻溝公園14:15→14:23女子美大バス停=小田急線相模大野駅
<リーダー挨拶>
つきみ野駅前(大和市)で、参加リーダー等紹介及び今日のコースと「横浜水道みち」の歴史的を説明
<横浜水道みち>
現在、横浜の水道水の水源は、道志川、相模湖、津久井湖、丹沢湖、宮ヶ瀬湖です。これらの水源からの水は横浜市内の各浄水場へ運ばれ、水道水として利用されています。今回、歩いた「横浜水道みち」は、道志川系統で、大正5年(1916年)に、横浜市が山梨県から道志村の山林を買い上げて、貴重な水源として管理してきました。道志川・相模湖系統は地形の高低差を活かした自然流下式(水源地から浄水場に原水を送る際にポンプなどを使わず勾配だけで水を流す)です。
<水道みち「トロッコ」の歴史>
下記は、説明板に書かれた内容です。
この水道みちは、津久井郡三井村(現相模原市緑区三井)から横浜村の野毛山浄水場(現横浜市西区)まで約44kmを、1887年(明治20年)わが国最初の近代の水道として創設されました。運搬手段のなかっか当時、鉄管や資材の運搬用としてレールを敷きトロッコを使用し水道管を敷設しました。横浜市民の給水の一歩と近代消防の一歩を歩んだ道です。横浜水道局
<麻溝公園グリーンタワーよりの眺望>
奥多摩の山々 目印の大岳山
<リーダーコメント>
一漁村にすぎなかつたが国際港となり徐々に人口が増えた横浜市で、一番必要なのは飲み水、そこで計画したのが山梨県の道志川から横浜の野毛までの総延長40キロ余りの水道管工事。それが敷設している緑道を、東急田園都市線「つきみの駅」から「麻溝公園」までの10キロ余りを歩きました。中嶋要一