2026.8.17~8.20【奥穂高岳】報告 木村博子

涸沢ヒュッテからの奥穂高岳と涸沢岳。お天気に恵まれ、素晴らしい光景を目にすることができ幸運でした。
▼日時 : 2026年8月17日(月)~20日(木)
▼ 天 気 : 18日 晴れ 19日 快晴のち晴れ 20日 晴れ時々曇りのち雨
▼ レベル: 6 健脚向
▼担当 リーダー : 木村博子(投稿)
▼協力者 : 石橋庸子
▼参加者 : 10名(男性3名、女性7名)
▼行動時間 : 18日: 約7時間(休憩時間含) 19日: 約8時間(休憩時間含) 20日: 約7時間(休憩時間含)
▼累積標高差 : 登り:1,697m 下り:1,723 m ▼距離 : 34.8 ㎞
▼コース
17日: 新宿西口(都庁大型バス駐車場) 毎日あるぺん号 23:00発
18日: 上高地6:00 → 明神館7:10 → 徳澤園8:00 → 横尾9:30 → 本谷橋11:00 → 涸沢ヒュッテ13:00 (泊)
19日: 涸沢ヒュッテ4:30 → 涸沢小屋4:45→ 穂高岳山荘7:30 → 奥穂高岳8:35 → 穂高岳山荘10:15 → 涸沢ヒュッテ12:40 (泊)
20日: 涸沢ヒュッテ4:40 → 本谷橋6:40 → 横尾7:50 → 徳澤園 9:40 → 明神館10:50 → 上高地ビジターセンター 12:00 毎日あるぺん号 15:00 = 新宿西口22:10 解散

18日の早朝、上高地バスターミナルに無事到着。身支度を整えて登山を開始しました。

横尾山荘から観た横尾大橋。梓川に架かる赤い色の吊り橋で、1999年に完成しました。

イワツメクサ(岩爪草)。別名オオバツメクサ。岩場や砂礫地に咲く、白く細長い花弁が多数広がる、ナデシコ科ハコベ属の高山植物。

涸沢ヒュッテのオリジナル手ぬぐい。穂高連峰の山並や「穂高氷河圏谷2310m涸沢ヒュッテ」の文字がデザインされています。

涸沢ヒュッテの夕食(1日目)。 ハンバーグ、エビフライ、カボチャのサラダ、焼き魚、酢の物など。カラッと揚がっているエビフライに感激。
19日(水)

涸沢岳と涸沢槍のモルゲンロート。奥穂高岳登頂を目指して、午前4時半に涸沢ヒュッテを出発したので、ちょうど、素晴らしいモルゲンロートを観ることができました。

涸沢小屋から見た涸沢ヒュッテとテント場。テントの色がカラフルで、折り紙を散りばめたようでした。

涸沢カールと前穂高岳。
涸沢カールは氷河の浸食によって形成された日本を代表する大規模なカール(圏谷)です。

涸沢小屋からザイテングラート取付点までの路。岩屑を敷いたような道をトラバースしていきます。

東の空を観ると、上がったばかりの太陽からの光が天使の梯子になっている様子が観えました。

遂に、ザイテングラート取付点に到着。これから岩尾根の始まりです。

岩稜であるザイテングラートを三点支持を守りながら進み、穂高岳山荘に無事到着。山荘前からすぐに現れる急な梯子と鎖がハッキリと観えました。

眼下には穂高岳山荘が見え、その向こう側には、涸沢岳が聳えています。

山荘前からすぐに現れる難所を通過すれば、奥穂高岳山頂はまもなくです。

奥穂高岳山頂での集合写真。山頂の岩積みの上に穂高神社嶺宮の小さな祠が祀られています。

展望盤を見ながら、「この山は、登ったことがあるね!」などなど・・・楽しいひと時でした。

目の前には、ジャンダルム。厳しい岩稜のようすが手に取るようにわかりました。

ザイテングラート取付点まで戻ってきました。ホッと、一安心です。

2日目の夕食も、鶏肉のソテーや野菜などのかき揚げ、焼き魚など、栄養バランスのとれた献立に感謝です。

夕食後、涸沢ヒュッテ前で、集合写真。テント泊をしていると思われる青年にシャッターを押してもらいました。

背後には、涸沢小屋、そして、涸沢岳や涸沢槍、北穂高岳がはっきりと観えました。
20日(木)

ハクサンフウロ(白山風露)。
初めて発見された「白山」と、朝露をまとって風に揺れる姿(風露)から白山風露と名付けられました。

横尾大橋にて。午後から雨予報で心配でしたが、まだ、青空が観えていて、ラッキーでした。

トウヤクリンドウ(当薬竜胆)の蕾。白や淡い黄緑色に紫褐色の筋が入る花弁が特徴。和名は、根に苦味があり、薬(当薬)として使われたことに由来します。

ソバナ。下向きまたは、斜め下向きに垂れ下がる美しい青紫色の鐘形の花。葉が互生し、花が一つずつ独立してすっきりと咲きます。
横尾山荘を出発後、徳澤園、明神館で休憩、上高地温泉ホテルで日帰り入浴をして上高地バスターミナルに向かい、解散しました。
ルート図
リーダーコメント
今回の山行は岩稜帯を歩くため、いつも以上に天気予報が気になりました。2週間前位からずっと、天気予報を見ていたのですが、予報が変わりやすく、実施の決断がなかなかできませんでした。それでも、どの日も午前中は天気が良さそうであるということ、また、縦走ではなく、ピストンなので悪天候になってしまった場合には、涸沢ヒュッテにとどまることができる、ということから実施の決断をしました。
最終日、徳澤園で食事をなさった方が、明神館を出発したところで、ヘルメットが無いことに気付き、慌てて、徳澤園に電話しました。その第一声が、「そちらで、先程、カレーうどんを食べた者なのですが・・・」でした。そのおかげか、ヘルメットは無事、見つかり、着払いで送ってもらうことができることになり一件落着、皆で喜びました。徳澤園の方々の御厚意にこの場をお借りしてお礼申し上げます。
天気予報に反して、3日間とも、お天気に恵まれ、参加された皆さん全員が無事に奥穂高岳に登頂し、下山でき、前穂高岳、涸沢岳、涸沢槍、北穂高岳、ジャンダルムなどなどの絶景を目にすることができたことは、幸運でした。また、涸沢ヒュッテに2連泊できたことは、荷物の整理の面からも気分的に楽だったため、ヒュッテでも皆さんで会話が弾み、楽しいひと時を過ごすことができたことと思います。ですが、足の不調や、天気予報が良くないなどのことから、山行に参加していただくことができなかった方々もいらしたので、とても、残念ですし、往復のバスのキャンセル料をお支払いいただくことになってしまい、本当に申し訳なく思いました。
今回の山行でも、協力者、参加者の皆さんがとてもよく協力してくださったおかげで、無事に山行を終えることができました。心よりお礼を申し上げます。木村博子
















2026/8/22 土曜日 at 21:43
木村L 石橋SL 参加のみなさま大変お疲れさまでした。
新宿西口、うつむき加減で上高地に向かうバスに急いで乗り込みました。山行3泊4日(車中1)は晴天に恵まれ心は日本晴れ。朝日を受けながら柱状節理を横目でザイグテングラート、前穂I~Ⅷ峯、穂高山荘(今年100周年)横、直登の渋滞、渋谷スクランブル交差点ほどではありませんが焦る気持ちを抑えながら準備しました。奥穂岳山頂の社に手を合わせ無事下山できますようお願いし後期高齢者になった今、健康で山行ができることに感謝しました。
山頂展望盤では皆で今まで登った山々の挙手、これから行ってみたい山を指しながら
一人一人小学生に戻ったような満面の笑みで。気温10℃前方はジャンダル3163M・・・
渋滞する高速道路も何のその、仲間との山行はこんなにも楽しいものなのか余韻を残しながら帰途につきました。また、無口な男性3人ではありましたが皆さんの顔に1本シワが増えないことを願います。
なお、明日からは6:30からのラジオ体操にスクワットも取り入れたいと思っています。