2012.08.20・21 【八ケ岳硫黄岳・天狗岳】 t.kobayashi 報告 | 東京ハイキング協会

2012.08.20・21 【八ケ岳硫黄岳・天狗岳】 t.kobayashi 報告



平成24年8月20日(月).21日(火)

    天候;曇~晴 18/9℃ 両日

  係: リーダー 小林妙子  

 協力:  石川孝子;池田英子;  木村三郎; 小林潤也  (特別協力)

 参加人数: 17名    (女性13名;  男性4名)

コースタイム

8/20  硫黄岳2760m登山    晴―曇のち晴 気温18/9℃歩程4.5時間)  

マイクロバス利用  新宿西口前出発6:45=高井戸IC6:54 =八王子7:18=甲府昭和PA8:10-:20=(2h)中央道 諏訪南IC9:01 =R17/R  =唐沢分岐で送迎車3台へ乗換9:35-45=30’桜平(一般車 進入禁止道)1898m10:05=夏沢鉱泉2050m下車10:15

10:22歩始 —水力小屋10::32—-(50’) オーレン小屋(強清水)2309m11:15着

昼食後11:50  –30’ 夏沢峠/山びこ荘2439m12:22-:30—13:46硫黄山頂部に雲湧く—

硫黄岳2760m 測定点-14:04-:20—-47’ 夏沢峠15:07-:15—30’オーレン小屋15:45

泊  (℡0266-72‐1279)

バスドライバー宿泊:  三井の森「かどわきペンション」℡0266-76-2021 



硫黄岳のコマクサ


硫黄岳山頂から雲湧きたつ夏沢峠方面


箕冠山と西天狗岳


硫黄岳にて記念写真


キオンに群がるクジャク蝶


夕焼け雲 (赤岩の頭と峰の松目の間)小屋から

C:\Users\taeko\Pictures\Picasa\ムービー\’12.08-001.wmv

 

こちらのdigibook 時間があれば、開いて見てください。
http://www.digibook.net/d/8355ed17a1dd24546a4cd07111276d73/?viewerMode=fullWindow

    

8/21  根石岳2603m・東天狗岳2640m(日本二百名山)と西天狗岳2645.8m2等 ▲点 登山

 (⑤歩程6. 5時間)

朝食5:30歩行開始6:23—1h (み)冠山(かぶりやま)7:15—根石小屋7::27-::50・コマクサ – 根石岳2603m7:44-:55–白砂新道本沢温泉分岐8:05—25’東天狗岳2640m

(日本二百名山)8:35-:55—-西天狗岳2645.8m2等 ▲点9:19-:30—48’-第2展望台10:18-:30-:–37’第1展望台2416m11:07-:20—-40‘唐沢分岐12:00-:10—しゃくなげ橋

12:54-唐沢鉱泉

駐車場13:03発(林道歩きなし)=25’尖石温泉13:30-15:00=JA, C.S 15:20-:30=中央道諏訪南IC 15:35=談合坂SA=八王子18:06=新宿 19:00

 
朝食前のストーブを囲んで5:25                  6:10姿勢の宜しいこと! ストレッチです

 
6:20小屋前で 小池氏に見送られて              7:15 箕冠山2640mの 縦走路へ出ました

 
根石小屋分岐です                       南八ッの主峰赤岳と中岳 阿弥陀岳

   
コマクサ                  イブキジャコウソウ         ミヤマシャジン     東天狗手前の鉄橋


甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳


根石岳から硫黄岳と赤岳


西天狗岳から横岳の大同心、小同心が良く見えてきました

 
西天狗岳山頂にて                        峰の松目後方に北岳です


西天狗岳を下る時はわからない 第2展望台より白の中央点々を降りてきた


唐沢鉱泉登山口のシャクナゲ橋に到着13:00

こちらのdigibookも 時間があれば、Wクリックで開いて見てください。
http://www.digibook.net/d/4485a19b91dc0e1cf6a85af72d242c71/?viewerMode=fullWindow

 

状況と感想

 

 朝の集合は遠方の人もいて7:00になると思っていましたが、皆様の協力のお蔭で予定通り新宿を6:45に出発できました。

天気も恵まれ、前日の北ア槍ヶ岳の雷事故など不安な面もありました。一時、山頂で、黒雲に覆われましたが下山は、予定を変更し往路を戻る。下山すると晴れ渡りました。しかし山頂は依然として雲の中です。

硫黄岳は国土地理院 地図閲覧システム 2万5千分1地形図名:八ヶ岳西部 に位置する。高山植物が豊富で、8月の中旬以降でも、まだまだ咲いていました。

その日に2760mまで登るのですから高山病も考慮し、ゆっくり写真を撮りながら登り、全員登頂できました。

夏沢峠2439mで、黄色のキオンが沢山咲きクジャク蝶が乱舞しトンボと共に目を楽しませてくれる。暑くても秋が近い前兆です。行きも帰りもここで硫黄岳の西側爆裂噴火口を眺め 休憩です。硫黄岳山頂往復なので石室小屋付近のコマクサ群生地は省略ですが、それでもコマクサは見られました。硫黄岳付近は霧にまかれやすく、ケルンが40m間隔で岩稜帯に積み上げられています。

峰の松目登山の際と2度目のお世話になる小屋です。オーレン小屋の前に以前はブルーポピン(ヒマラヤ4,200m位で咲く花)が咲いていたのを見た事があったのですが今は問題もあり、見られないがコマクサや僅かな高山植物を大切に育てています。

2日前の8月18日(土)にネパール祭もありましたが、平日の月曜日1日泊で、空いていてサービスが、良かった。

今年の大雨でかなり車道は荒れていたが、桜平から先の夏沢鉱泉まで3台の車で送迎していただきました。

夏沢鉱泉2050mからは15分歩くと、オーレン小屋の水力発電小屋で、1時間弱でオーレン小屋へ到着です。

夕食は馬肉の桜鍋やスイカのデザートと、朝食も魚やトマトきゅうり等附いてまあまあでした 弁当もおにぎり2ヶで易い。夕食後の大きな桧風呂は暖かく(石鹸シャンプー禁)と暖炉を囲んだ居間はとても暖かく、清潔でした。お子さん連れの家族も二組見えていました。私たち老齢組は、この涼しい2309mの小屋に孫をつれてまた来たくなります。

小屋へ着くなり靴を脱ぎ荷を分けて おトイレを借り、前庭のベンチで昼食です。

午後の登山になりますが良く晴れ渡り4時間半の硫黄岳往復となりました。シラビソ,トウヒの樹林帯は涼しく、白花のイチヤクソウに目が向きます。亜高山帯特有のメボソムシクイが鳴き夏を謳歌しています。

ヤツガタケタンポポやミヤマアキノキリンソウなど咲き、縦走路分岐の夏沢峠へ着くと、明るく見晴らしがあり、山びこ荘とヒュッテ夏沢の二軒建つ。小さな風車が沢山立っているが、羽が壊れていて実働しているのかな? ベンチがあり休憩。

シラビソの樹林帯へ入り30分も上ると左側が崩壊し迂回路ができた道を登り硫黄岳の本格的に高度を上げる。ジグザクの岩場になり トウヤクリンドウやウメバチソウ、ミヤマダイモンジソウ、ミヤマジャコウソウ、ミヤマコゴメソウなど目立ってきます。ついにコマクサも咲いていました。山頂では黒雲が立ち込めて硫黄石室山荘まで下りないで往路を戻り早めにオーレン小屋へ入りました。

寝具は敷布団に毛布を2枚重ねで、更に厚い毛布と布団です。暑くて重たそうですがそれで普通なのです。団体なので 大部屋3つに分かれて寝ましたスペースはゆうゆうです。夜は気温が下がり10度以下です。

山小屋の朝は早く5時には起床、5時半に朝食をとり、6時過ぎにT.M.さんの号令でストレッチ準備体操を済ませました。

昨日と反対の根石岳方面へ縦走です。根石小屋付近のコマクサもまだ咲き残っていました。

縦走路では高山植物が30種も咲いていました。

昨日は根石平付近でヘリコプターがホバリングし釣り上げているのを硫黄岳の帰路で見たのですが、小屋の親父さんから糖尿病の人が気を失い救助された事を聞きました。

この根石岳辺りから360度の展望をほしいままです。北アルプス、南アルプス、中央アルプス、八ケ岳全山が見渡せます。ベテランが多いので皆名指せます。ご機嫌です.いつまでも腰を据え飽かず眺めていたい所です。西天狗へ着くと赤岳のてまえ横岳の大同心、小同心のごつごつの岩場が良く見えますまた北には蓼科山がすっきりとみえています。

 東天狗岳から西天狗へは省略が多いので今回は西天狗岳から西尾根経由で唐沢鉱泉へ下山しました。東天狗岳まではまあまあですが、西天狗岳の下りは思ったより時間がかかり急峻なゴロゴロの大きな岩道で閉口しました。また唐沢鉱泉への樹林帯は苔も多く湿っていて滑らないように気をつけねばなりません。

無事に、しゃくなげ橋を渡り唐沢鉱泉に出たときは安堵しました。誰も怪我はなく、すぐさま尖石温泉に向かいました。
帰りのバスの中は始終ハイな雰囲気で和やかな談笑が続き、寝ている人は無きに等しい。 楽しい山行でした。
皆様のご協力に感謝します。

2012-08-271

 

 


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